Network Managerの代わりにWicdを使用する。
Network Managerを使用する場合は以下のように設定する。
Ubuntu 8.04 LTS "Hardy Heron"で無線LANを使うとき、キーリング(keyring)のパスワード入力を省略する方法
参考サイト
- http://www.savvyadmin.com/pam_keyring-automatic-keyring-authentication/
- Ubuntuに関する俺のメモ。: 無線LANの自動接続
- http://blog.livedoor.jp/ponkan_uma/archives/53760535.html
- キーリングマネージャでパスワードの入力を省略する方法|DesktopなLinuxの設定とか
- Ubuntu Forums
- Ubuntu日本語フォーラム / WPA2での固定IPと無線LANの不可解な動作
参考サイトの方法を色々と試したが、Ubuntu 8.04では次の方法が有効なようだ。
「pam_keyring」の最新のソースコードをダウンロードする。
$ cd /usr/src/ $ sudo wget http://www.hekanetworks.com/opensource/pam_keyring/pam_keyring-0.0.9.tar.gz
ソースコードを解凍する。
$ sudo tar zxfv pam_keyring-0.0.9.tar.gz
ビルドに必要なライブラリをインストールする。
$ sudo apt-get install build-essential libglib1.2-dev libglib2.0-dev $ sudo apt-get install libtool libgnome-keyring-dev libpam0g-dev
ビルドしてインストールする(ここでは必要なバイナリのみをインストールするのでmake installはしない)。
$ cd /usr/src/pam_keyring-0.0.9 $ sudo ./configure --prefix=/usr $ sudo make $ sudo cp src/pam-keyring-tool /usr/bin/
バイナリを検証する。使用方法(usage)が表示されればOK。
$ /usr/bin/pam-keyring-tool --help
ログインスクリプト(unlock-keyring.sh)を作成する。
$ mkdir ~/scripts $ sudo chmod 750 ~/scripts $ touch ~/scripts/unlock-keyring.sh $ sudo chmod 750 ~/scripts/unlock-keyring.sh $ sudo gedit ~/scripts/unlock-keyring.sh
unlock-keyring.shを編集する(「PASSWORD_HERE」は自分のパスワード)。
#!/bin/bash echo "PASSWORD_HERE" | /usr/bin/pam-keyring-tool -u -s
「システム」→「設定」→「セッション」から「自動起動するプログラム」に登録する。
「追加」ボタンを押して、以下のように入力。
名前:1-unlock-keyring コマンド:~/scripts/unlock-keyring.sh
「/etc/pam.d/gdm-autologin」がデフォルトの状態になっていることを確認する。
以下の状態になっていればOK。
#%PAM-1.0 auth requisite pam_nologin.so auth required pam_env.so readenv=1 auth required pam_env.so readenv=1 envfile=/etc/default/locale auth required pam_permit.so @include common-account session required pam_limits.so @include common-session @include common-password
このあと再起動すれば、キーリングのパスワードは自動的に入力される。