Ubuntu 8.04 LTS "Hardy Heron"でLenovo ThinkPad T60内臓の無線LANを使うときの設定
参考サイト
内臓の無線LANチップの確認
$ lspci|grep -i wireless 03:00.0 Network controller: Atheros Communications Inc. AR5418 802.11abgn Wirele ss PCI Express Adapter (rev 01)
Atheros社製ということでまず、MadWifiを使う方法を試したが、どうしてもうまくいかないので、Windows用のドライバをLinux上で使えるようにする「NDISwrapper」を使うことにする。
NDISwrapperのインストール
「NDISwrapper」はUbuntuでは「Windows Wireless Drivers」というパッケージで提供されている。
「アプリケーション」→「追加と削除」から「Windows Wireless Drivers」で検索し、チェックして「変更の適用」。
Windows用ドライバの準備
LenovoのサイトからWindows用のドライバを「7iwc28wj.exe」ダウンロードする。
解凍するために「cabextract」をインストール。
$ sudo apt-get install cabextract
解凍する。
$ cabextract -d 7iwc28wj 7iwc28wj.exe
「システム」→「システム管理」→「Windows Wireless Drivers」を起動。
「Install New Driver」ボタンをクリック、「7iwc28wj/WINXP_2K/NET5416.INF」を選択する。
「net5416」が表示されればOK。この時点で、右上のネットワークアイコンをクリックすると、無線LANのアクセスポイントが表示される。後は接続先を選んでパスワード入力で繋がる。
繋がらなくなったら…
何もしてないのに、時々繋がらなくなったりすることがある。その場合は、ネットワークアイコンを右クリックで、「Edit Wireless Networks...」を選択して、アクセスポイントをクリックしたり、パスワードを入れ直したり、接続中の時にFirefoxでWebにアクセスすると繋がったりする。